「観術道場」は、コミュニケーション、人間関係、パートナーシップ、ビジネス、経営、教育、経済、政治、文化など、あらゆるテーマを対象に、「観術」開発者であるNoh Jesuが質問に答えるコーナーです。
Noh Jesuに直接聞いてみたいことがある方は、
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では、「人本主義」で今の経済危機をどのように解決できるのでしょうか?
単に資本主義をやめればよいのかと言えばそうではありません。お金は社会的な血液ですから必要なものです。重要なのは、お金を使う私たち人間の心なのです。
お金がお金を生み出すのが資本主義です。しかし、今の日本をはじめ世界中には、動かないお金がたくさんあります。つまり、お金がお金を生み出すという本来あるべき循環が滞ってしまっているのです。
その原因は、お金を増やしながら社会に循環させることができる生産力のイノベーション(革新)が限界にきていること、そして、未来のチャンスや未来の価値がみえないことにあります。
イノベーションによって生産力を増大することができれば、世界中の動かないお金が動き出します。日本からそれを起こすことができれば、投資先のわからなくなった世界のお金が日本に集まってくるでしょう。
いままでの歴史をみると、生産力を爆発的に増やす方法は主に次の7つがありました。
①征服(アメリカ新大陸発見など)
②密度上昇(高層ビルや携帯電話など、密度を濃くすること)
③戦争(戦争で人が減ることで利益が増える)
④発見・発明
⑤公共投資
⑥教育
⑦新技術
しかしこれらの方法では限界にきている今、これからは生産力イノベーションの裏にある新しいニーズをどのように創造するかが鍵になります。
今まで使っていない人間の巨大な欲求に刺激を与えることができれば、新しい経済大陸が開発されて、人類の黄金時代が始まるでしょう。
私は、そのイノベーションが「日本の認識革命」から始まると考えています。
「認識革命」について少しお話すると、人間の脳にはクセともいえる認識パターンがあります。データや物事をパターン化して取ってしまうクセです。考える存在である人間の思考論理展開や判断方法も、実はすべてパターン化されているのです。
そのパターンの中で最も深いのが、「存在方式(存在の仕組み)」と「認識方式」です。これを「あり方」といいます。
「あり方」とはたとえば、「自分は何者なのか」「なぜ地球や宇宙があるのか」「なぜ時間や空間や存在が存在するのか」などです。これらの答えを明確に得ることが「認識革命」で、「基準点のイノベーション」ともいっています。
西洋の認識方式は、科学に代表されるように、認識対象を分けることで、存在のあり方を知ろうとしてきました。
一方東洋は、仏教の悟りの世界に代表されるように、認識対象を自分の心の一番深くまで引っ張って融合することで、存在のあり方を知ろうとしてきました。
観術は、これら両方を完璧にひとつにして、存在のあり方を論理とイメージで説明することを可能にしています。
私たちが日々当たり前のように行っている、「寝たり起きたり」「目を開けたり閉じたり」する活動は、実は、心・エネルギー・力・物質の結合パターンによって起きている意識現象であり、凄まじい変化現象でもあるのです。このような現象も含めて、宇宙の中で起きているあらゆる現象のメカニズムに対して明確な答えを出すことができるのが、観術による認識革命です。
この認識革命が起きると、誰もが人間の美しさと尊厳性に目覚め、感性の大爆発が起きていくでしょう。これはすべての現象をアートとして観ることができる悟った状態です。これからはそんな悟った人たちがどんどん増えて、次元上昇した感動の連鎖が起きていく時代です。
このように人本主義では、認識革命に裏打ちされた感動の循環によって、次元上昇したまったく新しい生産力がつくられていくのです。そしてそれが日本と世界の経済危機を解決していく中核となっていくでしょう。


